どのネコも同じように鳴くものだと思っていましたが、今は、我が家の猫たちの鳴き声を聞いていると、それぞれの鳴き声、鳴き方には、言葉をしゃべっているように感じられます。
とは言っても、食事の要求はいつも食べている場所で鳴くのですぐにわがりますし、あとは外に出たいとき、外から帰ってきたとき、構ってほしいときの4種類だけですが、どれも鳴き方が違います。
そして、私が帰宅したときの「おかえり」の大きな声には、我が家の前を通る人も振り返って見て、ネコってそんな鳴き方もするんだと驚いています。
一時、動物の鳴き声が解る翻訳器がはやりましたが、解ったのでしょうか?
飼い方・育て方・しつけなどの本には、猫は鳴き声で多くを語ると書いてありますが、そうは言っても表現方法には限りがあります。
そのため、同じような鳴き声でも、そのとき猫が置かれた状況によって、伝えたい気持ちが違ってくることもあります。
鳴き声にくわえて、そのときに置かれた状況や、顔の表情など他のシグナルも考え合わせながら、今どのような気持ちなのか、あなたがよく汲み取ってあげることが大切でしょうね。
どんなときに、どのような声を出して鳴くのかをよく観察して、飼い方・育て方・しつけをマスターし、ネコの気持ちを分かってあげましょう。