その後の接触は、3階の室内飼いにした清子をリードを付けて散歩させるときに、外出自由の1階に居るミナコとが、たまに出会う時だけになってしまいました。
最近は清子も外出自由にしましたが、清子がミナコの部屋に入って来ると、ベッドで一緒に寝たりして、あんなに仲良しだったのが威嚇して怒ります。

清子は覚えているので、ミナコにスリよっていきますが、ミナコは清子との昔のことを忘れてしまったかのようです。
飼い方・育て方・しつけ方などの本によると、猫の記憶力は悪いそうですが、生活で必要なことや危険なことを学習したら忘れないのです。だから、いじめられたりとか、イヤなことはいつ迄も覚えています。
そのためにも、しつけは、いけないことをしたら、直ぐにその場で叱らないと、時間が経ってしまうと、なんで叱られているのか理解できないのです。
飼っていた猫が何かのトラブルで逃げ出したり、飼い主が変わったりして、半年後に再会したら、どんなに可愛がっていた猫でも覚えていないのです。
これは野生の習性で、単独行動するには過去の記憶がない方が暮らし易いからでしょうか。
飼い主が部屋の模様替えを頻繁にしたり、多頭飼いなどによって住みづらくなったら、飼い主に可愛がられていた、良い思い出も捨ててでも、旅立つことが出来るのでしょうね。
そうならないためにも、飼い方・育て方・しつけをマスターすることが大切です。