我が家の外ネコのムックが、動物病院での血液検査でエイズに感染していると言われた時の話です。
「ネコのエイズは人間には感染しません。ネコの治療をしていて、噛まれたりするので感染するのなら、もう私も感染していますね」とは、我が家のかかりつけの獣医さんの言葉です。
猫エイズが人間にも感染するのであれば、怖くってネコに触ることが出来ません。私もムックに噛まれたことがあったので、これを聞いて安心しました。
飼い方・育て方・しつけなどの本を読んで調べましたが、人間のエイズ感染は、母子感染、血液感染、セックス感染の3つの経路が考えられるが、ネコはそのどれにもあてはまらあず、唾液による感染が現在のところ考えられるそうです。
人の場合と同じ無症状キャリアと言い、感染しても発病しないで一生を終えるネコは、発病しているネコとは区別されます。
感染すると、リンパ腺が腫れたり熱が出たりして、病気に対する抵抗力が衰えて、口内炎や風邪がなかなか治らないで、やせてきて、やがて死んでしまいます。
ウイルスを持ったネコに噛まれると、その唾液によって感染するそうですので、外出自由のネコは心配です。
猫の飼い方を、マスターするには、ネコに対しての思いやりが必要です。その気持ちが、ネコを健康に育てます。
2011年3月現在、外猫のムックは元気に毎日我が家に餌を食べにやってきてますよ。