猫は目が見えなくなっても普段とほとんど変わらない

飼い猫の場合ですが、目が見えなくなっても、いつもと同じように生活していますね。

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昨年(平成23年)清子の目が見えなくなりました。

清子は外へ自由に出ていて、動きが、スローになったなと感じてはいましたが、まさか目が見えなくなっていたとは思いもしなかったです。

何度も階段や置いている物にぶつかっているのを見て、初めて目が見えないのではと思い、動物病院に連れていきました。

眼にライトを当てて、瞳孔の動きを診ながら、先生はすぐに見えていないですね、とおっしゃいました。

目の専門病院を紹介しますが、検査しても、たぶん見えるようにはならないでしょうとの話でした。


清子は外が好きで、毎日出て行って、植木の陰で眠っていましたが、3日間帰って来ないことがありました。

ベッドに一緒に寝ているので、私が目覚めると、お腹空いたとエサを要求して鳴きますが、その日は、エサも食べないで、玄関の前に行き、ドアを開けてと鳴きました。

眼が見えなくなってからは、遠出はしなくなり、いつものように、植木の陰で潜んでいたので、胃の具合でも悪くて、食べたくないのかと思っていましたが、その日から清子は帰ってきませんでした。

猫は、死ぬとき姿を隠すという話を聞いていたので、清子は死期を悟って隠れたのか、もう帰ってこないと、あきらめていましたが、3日めの朝早く、玄関を明けてみると座っていました。

やはり家の裏の物置の縁の下にでも隠れていたのか、ふさふさの毛がキレイなままで、ほとんど汚れていませんでした。3日間、飲まず食わずだったので、抱き上げた清子は痩せて軽くなっていました。


その後は、もう外出禁止の生活ですが、外には出たがらなくなって助かります。暖かくなったら、また以前のように散歩につれて行こうと思います。リードを付けてですが。

猫トイレの前の床が、ビショビショに濡れていたので、清子も16才の高齢ネコなので、外にお漏らししてしまったのかと、雑巾で掃除していて、猫トイレの入り口を見て、ビックリ。

前日ネコ砂の清掃をした後、トイレのフタを逆に付けてしまい、入り口がふさがったままにしていたのです。清子は、ちゃんとトイレの中にしたかったのでしょうね。ゴメンネ清子。

家の中では、ベッドに登り降りしたり、ほとんどぶつかることなく生活しています。眼の見えていた頃は、パソコンの前が好きでしたが、ベッドより高い所はダメなようです。

ボクシングジムの会長さん宅の猫も眼が見えないのですが、目が見える猫と一緒に、普通に生活してるよと、話されてたのを思い出しました。猫は頼もしい動物です。